平方根

1.平方根

平方根とは

2乗(平方)すると正の数aになる数をaの平方根という。

例1).\(9の平方根を答えよ。\)

答え.3,-3

例2).\(121の平方根を答えよ。\)

答え.11,-11

 

2.ルート √

ルート( √ )とは

平方根を表す際に用いる。aの平方根を\(\sqrt{a}と-\sqrt{a}\)と表す。

※別名:根号

例1).\(3の平方根を答えよ。\)

\(答え.\sqrt{3},-\sqrt{3}\)

例2).\(5の平方根を答えよ。\)

\(答え.\sqrt{5},-\sqrt{5}\)

 

3.平方根の大小

\(a >0,b>0のとき\)

\(a < b ならば,\sqrt{a} < \sqrt{b}\)

\(\sqrt{a} < \sqrt{b}ならば,a < b \)

例1).\(5<8 \leftrightarrow \sqrt{5} < \sqrt{8}\)

例2).\(9<11 \leftrightarrow 3 < \sqrt{11}\)

 

3.平方根の値

\(\sqrt{2},\sqrt{3},\sqrt{5}\)…

\(1.41^2=1.9881,1.42^2=2.0164であるから、\\ 1.41<\sqrt{2}<1.42\)

\(つまり\sqrt{2}=1.41…となります。\)

 

\(1.73^2=2.9929,1.74^2=3.0276であるから、\\1.73<\sqrt{3}<1.74\)

\(つまり\sqrt{3}=1.73…となります。\)

 

\(2.23^2=4.9729,2.24^2=5.0176であるから、\\ 2.23<\sqrt{5}<2.24\)

\(つまり\sqrt{5}=2.23…となります。\)

 

これらの平方根はいづれも無理数になります。

関連  >> 平方根の近似値計算

 

4.有理数と無理数

有理数とは

実数のうち、整数か分数の形で表す事が出来る数。\(\frac{a}{b}(a,bは整数)の形で表される数。\)

例1).\(\frac{1}{2}\)は有理数。

例2).\(\frac{3}{7}\)は有理数。

無理数とは

有理数ではない実数。\(\frac{a}{b}(a,bは整数)の形で表す事が出来ない数。\)

例1).\(\sqrt{2}\)は無理数。

例2).\(\pi\)は無理数。

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