資料整理

1.度数分布

度数分布表とは

集めたデータをいくつかの階級(区間など)に分けた時の、データの分布状況を表した表。

この表をグラフに表したものとして、ヒストグラム・度数折れ線などがある。

相対度数とは

度数分布表において、度数全体に対する各階級の占める割合。

   

 

2.代表値

代表値とは

代表値・・・資料全体の特徴を表す値の事。(平均値、中央値、最頻値など)

代表値の説明

例).データ\( \{ 4,2,5,7,3,6,9,5,5,10 \} \)

① 平均値 ・・・資料の総和を総度数でわった値の事。(別名:アベレージ)

   上記のデータの場合、\((4+2+5+7+3+6+9+5+5+10) \div 10 = 5.6\)

② 中央値 ・・・資料を大きさの順に並べた時の中央にくる値を中央値という。資料の数が偶数の時は、真ん中にくる2つの値を中央値とする。(別名:メジアン)

   上記のデータの場合、大きさの順に並べなおすと\( \{ 2,3,4,5,5,5,6,7,9,10 \} \)となり、中央値は5と5。

③ 最頻値 ・・・資料を値で分けた時、最も度数が多い値を最頻値という。(別名:モード)

   上記のデータの場合、5が最も頻出しているので、5が最頻値となる。

① 範囲 ・・・資料の値の最大値から最小値を引いた値を範囲という。

   上記のデータの場合、最大値は10、最小値は2なので、\(10-2=8\)が範囲となる。

 

3.相関図

相関図とは

相関図・・・2つの数量の間の相関関係を表す図。2つの量を縦軸と横軸にとり、対応する量を座標上に点で表す。(別名:散布図)

 

4.近似値と誤差

近似値

物差しなどを使って、測定した値を測定値という。ただし、図った値が正しい値であるとは限らない。この時、真の値という。真の値に近い値を近似値という。

誤差

近似値と真の値との差を誤差という。

\((誤差)=(近似値)-(真の値)\)

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