作図1
※作図には、コンパスと定規を用意してください。
1.垂直二等分線
線分ABの垂直二等分線の作図
① 線分の両端の点A,Bをそれぞれ中心として、等しい半径の弧を描く。
② 2つの弧の交点を通る直線を引く。
POINT
・中点がわかる。
・2点ABから等距離にある点は、垂直二等分線上にある。
・2等分線を折り目として、折り返すと2点は重なる。
2.垂線
直線ℓ上に”ある”点Pを通る垂線の作図
① 点Pを中心として半円を描き、直線ℓとの交点をA,Bとする。
② 2点A,Bをそれぞれ中心として、等しい半径の円を描き、その交点をQとする。
③ 2円の交点Qと点Pを通る直線を引く。
直線ℓ上に”ない”点Pを通る垂線の作図
① 点Pを中心として円を描き、直線ℓとの交点をA,Bとする。
② 2点A,Bをそれぞれ中心として、等しい半径の円を描き、その交点をQとする。
③ 2円の交点Qと点Pを通る直線を引く。
3.角の二等分線
角の二等分線の作図
① 点Oを中心とする円を描き、辺OX、OYとの交点をそれぞれP、Qとする。
② 2点P、Qをそれぞれ中心として、等しい半径の円を描き、その交点をRとする。
③ 点Oと2円の交点Rを通る半直線ORを引く。
4.点と直線との距離
点と直線との距離
点から直線への距離は、点と直線上の任意の点の距離で最短のものを言う。
例).点Pから直線ℓまでの距離は、点Pから直線ℓに引いた垂線との交点をHとすると、線分PHである。
